【新築】WB工法 【呼吸する家】上棟の様子をお伝えします!!
上棟(じょうとう)とは、住宅の建築において、柱や梁などの建物の基本構造が完成し、家の最上部で屋根を支える「棟木(むなぎ)」と呼ばれる木材を取り付けることを指します。
【WB工法 (呼吸する家) における上棟】
呼吸する家づくり中継 相模原市で新築工事の施工の様子をお伝えします。
WB工法は、木質パネルを組み合わせて家を建てる工法です。上棟の工程も一般的な木造軸組み工法と大きく変わることはありませんが、パネルの組み立て方や屋根の構造が異なるため、作業内容が少し異なります。
WB工法は、壁体内の空気を自然の力で循環させ、快適な室内環境を実現する通気断熱工法です。この工法の特徴的な要素の一つが、ハットヘルスです。
ハットヘルスは、WB工法 (呼吸する家) の建物に設置される通気口の一種で、主に屋根の上に取り付けられます。
下記のWB工法部材が ハットヘルスです。
【ハットヘルスの役割】
壁体内の空気排出 ⇒ 壁体内で温められた空気を外部に排出することで、室内を涼しく保ちます。
結露防止 ⇒ 壁体内の湿気を外部に排出することで、結露の発生を抑制します。
調湿効果 ⇒ 室内の湿度を調整し、快適な湿度環境を保ちます。
【ハットヘルスの仕組み】
ハットヘルスには、形状記憶合金のバネが組み込まれており、温度によって開閉します。
夏 ⇒ 室温が上昇すると、バネが伸びて通気口が開き、壁体内の熱気を外部に排出します。
冬 ⇒ 室温が低下すると、バネが縮んで通気口が閉まり、室内の熱を逃がしません。
自然エネルギーの活用 ⇒ 外気との温度差を利用して自然に換気を行うため、エネルギー効率が高いです。
次回は、制震ダンパー・ホールダウン金物の様子をお見せします!!
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