「マイホームを検討しているが、シューズクロークに関心があるので間取りのポイントを知りたい」

そんな皆様に向けて、シューズクローク(シューズクロークとは、玄関横に設けた大きな収納スペースのこと。)の間取りで失敗するポイントと作り方のコツについてご紹介します。

□シューズクロークの間取りで失敗するポイントを解説します!

1)家族動線が来客動線に比べて長くなる場合です。
ここで、家族動線とはウォークスルータイプのシューズクロークを作った際の家族用の玄関からの動線を指し、来客動線とは来客用玄関からの動線を指します。
家族動線が長くなると、シューズクロークを使用する頻度が徐々に減り、時間が経つと使わなくなる可能性があります。
あくまでも家での主役は自分達家族であり、来客は脇役であるということを忘れないようにしましょう。

2)シューズクロークに収納できる物の量が少ない場合です。
シューズクロークには様々なサイズの物を収納できますが、計画なく棚を設置すると使い難くなってしまいます。
使いにくい棚は使用しなくなるため、物が散らかり、次第にはシューズクロークの役割を果さなくなってしまいます。
このような状況を生まないためにも、設計時には収納計画をしっかり立てるようにしましょう。

□理想のシューズクロークを実現する方法を紹介します!

今回は2つの方法を紹介します。
1)家族すべての必要な収納量を確保することです。
シューズクロークに収納する靴やその他のアイテムは、その家で暮らす家族構成によって大きく変わります。
従って、「これくらいの大きさの棚があれば大丈夫だろう」というようにアバウトな決め方をすることはおすすめできません。
子供が成人するまでの期間を想定し、靴の数やその他の雑貨を把握した上で、棚計画を立てるようにしてください。

2)シューズクロークの通路の幅を広く作ることです。
幅が狭くなると通る際に不快に感じるようになります。
一度不快に感じると、シューズクロークを使わず別の通路を通るようになります。
家族全員でシューズクロークを通りたい場合は、ある程度の幅を確保するようにしましょう。

□まとめ

ここまで、シューズクロークに関心がある方に向けて、シューズクロークの間取りで失敗するポイントと作り方のコツについてご紹介してきました。
広さや収納が足りず、シューズクロークが使いにくいという場合が多々あります。
設計時に注意するようにしましょう。