毎日掃除をして、綺麗にしているつもりでも、ハウスダストが蓄積している可能性があります。
生きて、動いているだけで、チリや埃は舞っています。
その中には、ダニなどの死骸もいっぱい含まれています。
ハウスダストは、気づかないうちに様々な問題の原因となるかもしれません。

そこで今回は、住宅でハウスダストが発生する原因とそれによる症状について解説します。
ぜひ参考にしてください。

□ハウスダストの原因と症状とは?

ハウスダストとは、1ミリメートル以下の目に見えにくいチリやホコリを指します。
良く知られているダニの死骸やフン、カビ、細菌、花粉の他に、人間の体から落ちた皮膚片やフケ、ペットの毛などもハウスダストに含まれます。
ハウスダストは小さく舞い上がりやすいため、呼吸と同時に吸い込んでしまい、様々なアレルギー症状を引き起こす可能性があるのです。

ハウスダストによるアレルギー症状は主に、鼻づまり、くしゃみや咳、鼻水、目のかゆみ、皮膚炎などがあります。
改善せずに放っておくといずれもアレルギー性の疾患に発展してしまいます。
人によっては症状が現れにくい場合もありますが、許容量を超えた途端、昨日までなんでもなかったのに、突然、症状が現れる場合もあるので、対策しておくことが重要ですよ。

□ハウスダストの対策方法とハウスダストが留まるのをできるだけ防ぐ方法をご紹介します。

<対策方法>

1、こまめに掃除をすることです。
掃除をするとき、掃除機を掛けてから、拭き掃除をしていませんか?
先に掃除機を掛けると、掃除機の仕様によっては、排気口からダニなどの死骸を巻き上がらせてしまう場合もあります。
先に拭き掃除からはじめましょう。

2、布製品を避けることです。
例えば、カーテンをブラインドに、ソファを革素材のものにする、ホットカーペットを敷かずに床暖房を導入する、ぬいぐるみを置かないなどの方法があります。
布や、綿などにダニがつきやすく、増殖しやすいからです。
布団など、なくては困る布製品は、こまめに丸洗いをすることで大幅にハウスダストの数を減らせます。

3、換気です。
家の中の空気が循環していると、ハウスダストを家の外に出してくれるので、空気を清潔に保てます。
窓を開けるときには、1か所ではなく、必ず、向かいにある窓も開けるようにして「空気の流れ」をつくると、効率よく空気を循環させましょう!!

4、外から汚れを持ち込まないようにすることです。
砂埃や排気ガスなどのハウスダストを減らすためには、外出先から戻ったときに玄関の外で体をはたくと良いでしょう。
上着やマフラーなどは、家に入る前に脱いではたいてから玄関に入ると、より効果的です。花粉の季節はぜひ実践してみてください。

□まとめ

この記事では、ハウスダストについてとそれにより引き起こされる症状、そしてハウスダストを部屋にとどまらないようにするための方法についてご紹介しました。
ハウスダストは、長期的な疾患につながる可能性があるので、しっかりと対策を行うようにしましょう。
健康的な生活が送れる住宅に興味がある方は、ぜひ一度当社にご相談ください。

 


 

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