【新築】WB工法 【呼吸する家】ホールダウン金物とはどんな物なのか?

 呼吸する家づくり中継  相模原市で新築工事の施工の様子をお伝えします。

⇧こちらがホールダウン金物です。 

写真で見える長いボルトは、
基礎にボルトを埋め込み、土台を貫通して柱と繋ぐ大切なボルトです。

元々は、三階建て木造住宅では耐震強度を増すために義務化されていたホールダウン金物ですが

阪神淡路大震災の時(1995.1.17)に、多くの住宅が倒れ大惨事になりました。

多くの家が倒れた原因を調べていく中で、柱が大きな揺れで土台から外れてしまい倒壊している家が沢山あったことが分かりました。

そこで新耐震基準を改定し、基礎と柱を直接つなぐホールダウン金物が二階建て木造住宅にも組み入れられて、「更に強化した新耐震基準」に改訂されたのです。

1981年6月1日(昭和56年)に施行された建築基準法に基づく耐震基準ですから、これ以前の建物はすべて新耐震基準に適応していないと言うことになります。

ホールダウン金物は、地震が多い日本では、木造住宅の耐震性を高める上で非常に重要な金物です。 特に、地震の際に柱が土台から抜けてしまうのを防ぐ役割を果たし、建物の倒壊を防ぐために欠かせない存在となっています。

 

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