「新築住宅で木造建築を選ぶかどうか迷っているので、木造住宅の耐久性能について知りたい」

そんな皆様に向けて、木造住宅の耐久性・耐震性と耐用年数についてご紹介します。
ぜひ、お客様の悩み解決に役立ててください。

□木造住宅の耐久性・耐震性について紹介します!

木造住宅で心配されることの一つに、火災時の耐久性があるかもしれませんね。
木は燃えやすいとお考えの方が多いと思いますが、実は木は燃えにくいのです。
表面部分は確かに燃えやすいですが、表面が燃えると炭化作用が起こるため、中心部が燃えるのを防いでくれます。
火事に限らず地震にも強いところが特徴的です。
木はその強度に加えて柔軟性も兼ね備えているので、揺れにも強さを見せてくれます。
日本が誇る仏閣や地震は全て木造建築です。
しっかりメンテナンスしている、これらの建築物が災害に負けずに長年綺麗な状態を保っていることも、木造住宅の強みを物語っています。

□木造住宅の耐用年数を紹介します!

木造住宅の寿命を問われると30年と答える人が多いですが、中には他の年数を答える人もいます。
築35年以上の木造住宅が売り出されている場合や、築60年を超える木造住宅に住む人がいる場合もあります。
このように現状、木造住宅の寿命は一概に決まっていません。
一方、目安となる家の耐用年数は30年とされています。
理由は大きく3つあります。

1)住宅設備の寿命が30年ほどであるため、設備のリフォームに合わせて物件の建て替えを行う場合があるからです。
2)耐震基準法によって診断された場合、基準に合わないことがあるからです。
3)物件を建てて30年ほどで、生活環境や家族構成の変化からリフォームを余儀なくされる場合があり、建て替えしなければならなくなるからです。

上記のような理由から、居住するには問題のない物件でも、30年ほどで建て替えられる場合や取り壊される場合があるため、30年という耐用年数が目安となっています。

□まとめ

ここまで、木造建築を選ぶかどうか迷っている方に向けて、木造住宅の耐久性・耐震性、そして耐用年数についてご紹介してきました。
木造物件は耐震・耐久共に非常に優れています。
是非この機会に、住みやすくて頑丈な木造住宅を考えてみてはいかがでしょうか。